お米のおいしい炊き方 ポイントは、水加減・浸漬です。

洗い
お米を洗っている画像
お米を洗うのは、お米のまわりについたヌカや汚れを取るためです。
大切なのは、すすぎを手早くおこなうこと。
ゆっくりと洗っていると、水に溶けたヌカ臭をお米が吸収し、ヌカ臭いごはんになってしまいます。
まずは、きれいな水をいれ、手早く2〜3回かき回して捨てます。
つぎに、お米を手前に寄せ、手のひらのつけ根を使い押すように洗います。
この繰り返しを3回程度行い少々水が濁っていても大丈夫です。
洗いすぎますと米粒の表面を傷つけることになります。

水加減・浸漬

基本的に精米1に対し、1.4倍の加水量が適正であるが、洗米時に吸収している分を考慮し、1合に対して1合の水が良いでしょう。お好みによって加減をして下さい。
おいしく炊くには、お米のデンプンを糊化(アルファー化)させることが重要なので、内部にまで充分に水を吸わせることが大切です。洗米してすぐに炊くと、お米の表面だけが糊化して芯のあるごはんになってしまいます。しかし、長時間浸し水分を吸いすぎるとベトついてしまいますので、注意してください。
夏場で30分以上、冬場は最低1〜2時間浸す時間がどうしても無いときも、水温が高いとお米が水分を吸収しやすくなるので、ぬるま湯に最低10分以上浸して下さい。

蒸らし
炊飯器内の米粒の水分は、炊き上がり後も不均衡な状態なので、10〜15分はそのままにして置き、その間に釜の余熱で米粒間の水分を均衡にする。蒸らしが終わったら、しゃもじを内釜の周辺にそうように入れ、そこから返すように手早く混ぜる。あまり力を入れすぎないように。これは余分な水分を飛ばして「お米を立たせる」・「味を均一化」するためです。


裏技  究極の炊き方 (有名料亭の炊き方です。どのようなお米でもビックリするくらい美味しく炊けます。)